New Japanese Photography in New Light


入場|FEE / 無料|PAID:FREE
会場|VENUE:東京ミッドタウン八重洲、東京建物八重洲ビル、東京建物日本橋ビル、東京建物八重洲仲通りビル、国立映画アーカイブ


サンフランシスコ近代美術館名誉キュレーターのサンドラ・フィリップスは、近・現代写真の専門家として日本の写真作品の収集・展示、発信を行うなど日本の写真家が世界に飛躍する機会をつくった立役者のひとりです。そのサンドラが日本の写真に興味を持ったきっかけは、ニューヨーク近代美術館の写真部門のディレクターであったジョン・シャーカフスキーと、「カメラ毎日」編集長・山岸章二が企画した、1974年の「New Japanese Photograpy」展でした。サンドラは、当時は戦後日本の写真の深みと重要性について理解できていなかったものの、この写真展に強い衝撃を受けたとのちにインタビューで語っています。 今回展示されているのは、1974年に紹介された15人の写真家の作品から50年の時を経てサンドラがセレクトした写真です。出展作家の作品で絨毯や陶板を制作したり、大麻布などの異素材へ印刷したり、国内唯一の技術でプリントするなど特別な試みも行っています。当時の展覧会の雰囲気と、新たな写真表現の可能性をお楽しみください。



アーティスト

Artists





キュレーター

Curator


Curator Emerita, SF MoMA|サンフランシスコ名誉キュレーターSandra Phillips |サンドラ・フィリップス

サンフランシスコ近代美術館 写真部門名誉キュレーター。1987年よりサンフランシスコ近代美術館に勤務。 1999年にシニアキュレーター、2017年に名誉キュレーターに就任。これまでに数多くの近現代の写真展を手掛け高い評価を受ける。 主な写真展に「ダイアン・アーバス-リベレーションズ」、「ヘレン・レヴィット」、「ドロシア・ラング-アメリカン・フォトグラフス」、 「森山大道-ストレイ・ドッグ」、「警察写真-証拠としての写真」、「セバスチャン・サルガド-不確かな恩寵」など。 ニューヨーク市立大学で博士号、ブリンマー大学で文学修士号、バード大学で文学士号を取得。 また、講師としてニューヨーク州立大学ニューパルツ校、パーソンズ・スクール・オブ・デザイン、サンフランシスコ州立大学、 サンフランシスコ・アート・インスティチュートなどの教育機関で教鞭を執ってきた。アメリカン・アカデミー・イン・ローマの レジデントを務めた経験があり、2000年に国際交流基金の助成金を獲得している。




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